6月7日(水)
今日は、知り合いがはじめて版画を作り、吉野町市民プラザで展示されていると聞いたので見に行ってきました。ほのぼのとした女の子の作品で、製作者の気持ちが伝わる作品でした。
帰りに、蒔田公園にでて、少し行くと変わったデザインの橋に気づきました。中村川に架かるその橋は、吉野橋と書いてあり両側に石のアーチがあり、中央は鉄の橋桁が架かっていました。真上を首都高速が通っていて、ちょうど日陰になります。
タクシーや物流の運転手の方たちが車を止めて休憩している傍らで、この橋を描いてみたいと思い、スケッチブックを広げました。風もなく、川面はゆらゆらと午後の光を反射して綺麗なアーチを映しています。
帰宅して吉野橋を調べてみると、大正15年に関東大震災の復興事業として架けられた橋とか。市民の復興の願いが込められた橋と知って、道理で凛としたその佇まいに、引き寄せられるようにスケッチをはじめていたのだなと思いました。