海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

滋賀県彦根市 彦根城

モンバルキャンソン F4 透明水彩

12月27日(水)
 今日は、滋賀県彦根市彦根城のスケッチをご紹介します。
 近江八幡市を散策してから大津市のホテルに戻り、翌12月23日は東海道本線(琵琶湖線)で国宝彦根城に向かいました。
 彦根城は、江戸時代初期に彦根山に鎮西を担う井伊氏の拠点として築かれた平山城(標高50m)で、山は「金亀山(こんきやま)」の異名を持つため、金亀城(こんきじょう)とも呼ばれたようです。また多くの大老を輩出した譜代大名である井伊氏14代の居城で、天守、附櫓(つけやぐら)及び多聞櫓(たもんやぐら)は国宝に指定されています。
 彦根駅に着いてから、まず城近くのホテルに荷物を置いてから彦根城に歩いて行きました。右手に井伊大老(直弼)の歌碑を見てから濠を渡ると城郭の中に入ります。

 まず彦根城博物館でしっかり予習をしてから、金亀山を登りました。緩やかな石段を登っていき附櫓、多聞櫓を過ぎるといよいよ天守が見えてきました。
 ただ、残念ながらここで妻の気管支の具合があまり良くなかったので大事をとって天守はまたの機会に登ることにして、写真だけ撮って帰ることにしました。
 天守は何枚か撮影したのですが、丁度斜めからかっこよく見える位置には、手前に売店が入ってしまいます。
ホテルの部屋で写真を見返してみて、城だけの写真では寂しいので、むしろ手前の売店をきっちり入れて背景に城があるという構図で彦根城を描くことにしました。