12月28日(木)
今日は、鎌倉市の妙本寺の二天門のスケッチをご紹介ましす。
11月24日に美術クラブの有志で妙本寺にスケッチに行く計画なので、前日の23日に下見を兼ねて小学校からの友人と一緒に妙法寺に出かけました。
妙本寺は、日蓮宗の寺院で、日朗を開山として1260年に創建されました。
もとは比企能員（ひきよしかず）の屋敷で、1203年に比企の乱で比企一族が、北条氏を中心とする大軍に攻められ、滅ぼされた地でもあります。
その後、比企能員の末子の比企能本(ひき よしもと)が日蓮上人のためと比企一族の霊を弔う為にお堂を建てたのが始まりとされています。
その妙法寺は、6年前の紅葉の季節に一度スケッチに出かけていましたが、その後は足が遠のいていました。
なので、久しぶりの妙本寺でしたが、以前と変わらず静けさに包まれた異空間が広がっていました。
ただ、以前よりも結婚式の前撮りカップルが頻繁に訪れていて、カメラマンが参拝者の迷惑にならないように注意して撮影されていました。
そんな様子を、いつものように画面に入れて描いていると、カメラマンが気づいて前撮りの二人に絵を見せてほしい、できれば二人の間に入って一緒に記念写真を撮らせてほしいということになり、大変恥ずかしかったのですが、絵を持って撮影していただきました(笑)。
名前も知らないお二人でしたが、心からお幸せになってほしいと思います。
