海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

京都市左京区 哲学の道

モンヴァルキャン水彩紙

6月19日(水)
 今日は、京都市左京区 哲学の道のスケッチをご紹介します。
 京都スケッチの最後になります。
 昨日ご紹介した銀閣寺の庭のスケッチを描き終え、哲学の道に戻ってきました。
 哲学の道は、哲学者の西田幾多郎を始め、その弟子の田辺元三木清らが思索にふけりながら歩んだことから、その名前で呼ばれるようになったといわれています。

 しかし正式な名称となったのは1972年とのことで比較的新しい名称のようです。全長は1.5kmで桜の本数は約450本あるとか。
 しかし、現在の京都の込み具合をみると春だけでなく、行くのをためらってしまいます。
 哲学の道を終点の熊野若王子神社方面に歩いていると、白川疎水の流れの音や鴨や川魚がいてとても涼やかです。
 途中、小さな橋がいくつも架かっていて、カフェがあったりベンチで休憩もとれるようになっています。
 白川疎水の石垣には名前がわかりませんが、少し変わった草がカーテンのように垂れ下がって生えていました。
 本日3枚目のスケッチは、白川疎水にかかる小橋と初夏の木々や垂れ下がる草の水面への映り込みを主役にして描いてみました。
 暑い日が続きますが、見る人が少しでも涼やかな気持ちを感じてくれたらいいなと思います。