海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

神奈川区 幸ヶ谷公園の花見

ヴィファール水彩紙 F4 粗目 透明水彩

7月13日(木)
 今日は、横浜市でも桜で有名な神奈川区幸ヶ谷公園(こうがやこうえん)で花見をする人たちの様子をスケッチしたのでご紹介します。
 幸ヶ谷公園は、京急神奈川駅から徒歩5分で高台にある大きな公園です。かつては、ここに権現山(ごんげんやま)という山があり、権現山城という城も築かれていました。しかし1510年の「権現山合戦」で城主で関東を支配していた上杉氏の家臣上田蔵人(くらんど)は敗れ落城しました。その後、幕末から明治期初めにかけてお台場や鉄道用地埋め立てのために山は削られ、かつての急峻さを失ってこんもりとした丘に姿を変えていて城の遺構は残っていません。
 公園内は、桜に囲まれた広場があり、桜の名所としてよく知られいて、4月5日に訪れた時も、大変多くの花見をされる人たちでいっぱいでした。子供を連れた家族やカップルあるいは職場の同僚と思われるグループなど、さまざまな人たちが、丁度、新型コロナウィルスの感染拡大防止の対策が緩んだ時と重なったせいか、大変なにぎわいになっていました。そんな春の訪れとコロナからの解放の喜びが、一気に花見で昇華したような雰囲気をスケッチしてみました。