7月14日(金)
今日は、金沢区の平潟湾に浮かぶヨットのスケッチをご紹介します。
ちょうど1年前に美術クラブの有志スケッチ会で平潟湾を訪れましたが、その下見を兼ねて一人でスケッチに行ってきました。
平潟湾は、昔は現在よりはるかに広くて、北岸の瀬戸神社付近からさらに奥の泥亀付近、また西側の六浦方面も入り江になっていたようです。
江戸時代には「平潟落雁」と呼ばれ「金沢八景」の景勝地のひとつとして数えられていました。しかし、北側の入り江は江戸から明治にかけて埋め立てられて新田となり、夏島方面も明治以降埋め立てられて地続きとなり、湾の南側は1966年に埋め立てられて現在の細長い湾になってしまいました。
現在はシーサイドラインが高架のまま京急金沢八景駅と直結し、駅前も再開発されましたが、それでも、野島近くまで歩いてくるとシーサイドラインの橋脚は対岸にカーブを切って海を渡っていきます。すると目の前に空と海が大きく広がって、ヨットやプレジャーボートがぷかぷかと浮かんでいます。そんなのんびりした雰囲気をスケッチしてみました。