海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

東京都中央区 浜離宮恩賜庭園

コットマン紙 F2 細目 透明水彩

7月1日(土)
 今日は、4月末に友人と訪れた東京の浜離宮恩賜庭園のスケッチを紹介します。
 この日は、水彩画教室で30年来の友人が、学生時代からずっと交友が続いている友人と浜離宮で待ち合わせて庭内を散策しながら、昔話に花を咲かせるというのを聞いて、私は、これまで浜離宮には行ったことがなかったので、二人の話の邪魔をしないということで、図々しくも一緒に参加させてもらい、私はひとりでスケッチをすることにしました。
 浜離宮は、江戸時代に甲府下屋敷の庭園として造成され、徳川将軍家の別邸浜御殿や、宮内省管理の離宮を経て、東京都に下賜されて1946年には終戦後の荒廃した中で都立公園として開放されました。近年、かつて園内にあった複数の建築物の再建が進められており、4棟の御茶屋などが復元されたようです。
 園内を歩いて行くと、とても手入れが行き届いていて、さすがに浜離宮だと感心して歩いてると、御茶屋の建物がいくつか見えてきました。
 その中でも潮入の池の中央に位置する「中島の御茶屋」が、水面に映える橋とともに、とても雰囲気が良くて風趣に富んでいました。かつては、背景のビル群もなく眺めもどんなにか良かったのだろうと思いながら、スケッチしました。
 帰りには友人とその友人との3人で美味しく食事をしてから帰りました。