7月3日(月)
今日は、4月中旬にお絵描き仲間と箱根の強羅にスケッチ旅行に行った時のスケッチをご紹介します。
箱根彫刻の森美術館は、強羅に宿泊した翌日、箱根登山鉄道に乗って彫刻の森駅で降りると歩いて2分ほどで着きました。この美術館には来たことがなかったので、とても新鮮な気持ちで入っていくと、見晴らしの良い広場や、広い庭に点々とオブジェや彫刻が点在していて、次は何があるのか、という気持ちになってきます。一番奥のピカソ館では、ピカソの陶芸や絵画、彫刻を公開していて、視覚的に分かりやすく説明されています。
ピカソ館を出ると、目の前に木材をたくさん積み上げたような作品が目に入り、子供連れの親子もたくさん来ていて、面白そうなので、ここが美術館であることも忘れて、みんなでスケッチを始めました。すると、鉛筆で下書きを終えたところで、施設の管理者の方たちが来られて、水彩画でのスケッチはできない旨の説明を受けて、あえなく退館することとなりました。
このため、本作品は写真をもとに後日、自宅で仕上げたものです。よく考えてみれば、廃水はペットボトルで回収したとしても、美術館であり、国立公園の中でもあるため、スケッチ禁止は当然のことでした。やはり事前の確認を怠ったことを深く反省することとなりました。