7月6日(水)
今日は、中区本牧にある八聖殿のスケッチをご紹介します。
今年の1月に三溪園の近くにあるに横浜本牧絵画館を訪問しました。具象絵画を中心とする私設美術館で館の方から作品に関してエピソードや思い出などをお聞きしながら鑑賞することができました。
天気が良かったのでスケッチブックを持ってきていました。絵画館を出て帰り道をうろうろしていると、八聖殿への案内板が見えたので行ってみると、八角形の白い建物が見えてきました。初めて来たところなので、どんな施設かなとワクワクして入っていくと、八聖人像(はっせいじんぞう)が並んでいて少し驚きますが、施設は市民に郷土の歴史を伝える資料館として昭和48年（1973）に開館されたもので、幕末から明治にかけての本牧、根岸の写真や、市内で使われていた農具や漁具を中心に展示し、自然の恵みとともにあった先人たちのくらしを紹介していて、埋め立て前の根岸湾の様子がよく伝わってきました。
私の実家は磯子なのでまさに祖先の人たちがこの海や畑や山の中で、どのように生活していたのかがわかるとても貴重な資料です。
そんな資料館を今まで一度も来なかったなと後悔しながら、周囲を公園として整備されている少し高台から八聖殿をスケッチしてみました。
