11月10日(金)
今日は、長野県中川村の美里の民家のスケッチをご紹介します。
長野県中川村の渡場のイチョウ並木の取材をした後、先生の運転する車で、今度は美里の桜で有名な里山まで来ました。
南信州の観光ポスターにもなるような、とても有名な場所で、春の桜の季節には大変な賑わいになるそうです。
今は秋なので他の観光客はまったくいません。民家を見下ろすところで車をとめて、写真撮影をしました。先生が言うには、民家の一番左端に茅葺屋根のとても風情のある民家があったけれど、それが無くなっしまったとのこと。
ただ、私が見る限り茅葺屋根の民家が無くても、遠くに中央アルプスを望み、紅葉した木々が傾きかけた日差しを受けて長い影を落としていました。何棟かある民家の屋根も明るく光って見えます。手前に田んぼとススキの野原があり、これぞ日本の里山という雰囲気がありました。
撮影した写真をもとに、自宅に帰ってからこの雰囲気を思い出しながらスケッチしました。