11月12日(日)
今日は、長野県下伊那郡喬木村の矢筈砂防ダムのスケッチをご紹介します。
中川村の望岳荘をチェックアウトして、私たちは喬木村の矢筈砂防ダムに向かいました。ここは、土砂に埋もれてダムとしては地図から消えてしまい公園になったところです。土砂の進行が早く砂に埋もれかけたダムであるが、それがかえって浅く親しみやすい湖面になっていて、水辺キャンプ場のある矢筈公園を形成しています。
到着すると目の前に唐松(からまつ)の赤みを帯びた山々が見えてきました。手前には、水面が広がり山並みを映しています。
人は誰もいなくて、私たち3人だけでした。ここは写真撮影の取材だけで次のスケッチポイントに移動しましたが、シーンと静まり返った山間は、静謐な印象がとても強く残りました。
自宅に帰ってからも、人のいないシーンとしたイメージを思い出しながらスケッチしました。