5月26日(日)
今日は、赤いワンピースを着た女性の人物画をご紹介します。
2022年5月26日、美術クラブの着衣のデッサンは100分(20分×5ポーズ)で仕上げます。
今回は赤い色をどう描くのかがポイントだと思いました。
赤い服の中で、光が当たっている明るい面を赤い絵の具を薄く溶いて描くのか、それとも別の色味で表現するのか。
今回は、赤いバラの花や赤いリンゴを描くときによく使う、下地に黄色を入れて、明るい面はそのまま黄色を残し、影側に行くにしたがって上から赤を入れていきます。
でも、透明水彩なので、赤の中にも黄色が透けて感じられる発色の良い赤になります。
一方、赤を水で溶いて薄く描くだけだとパンチのない大人しい感じの絵になります。
今回の人物は、強い印象を出したかったので、黄色を入れた赤で描いてみました。