7月5日(金)
今日は、赤いセーターを着た女性の人物画をご紹介します。
先週の6月27日(木)、美術クラブのデッサン会では、年に3回、2週続けて同じポーズの人物画が設定されています。
これは、先生の比較的時間のかかる油絵の人や水彩でも比較的大きな作品に一人でも多くトライしてほしいという意向です。
そこで、私も今回はF40号のシナベニヤにワトソン水彩紙を水張りして持ってきました。
1週目の、まずデッサンでは、いつものように座って描くことはできないので、立ってしっかりと時間をかけて描きました。
残りの時間で、画面の下地の色をのせて、その上に大きな陰影だけをつけるところで終わりました。
2週目では、背景、椅子を塗って、いよいよ女性の骨格を意識して服の皺や陰影、顔、髪など描いていきました。
頬や鼻の頭には、薄い皮膚ので下に流れている血液を意識して赤色をさしてみます。
休憩時間になると、他の人の作品を見に行ったり、見に来られたり。
同じモチーフでこんなに表現方法や感じ方が違うことに、いつも驚かされると同時に勉強になるなと思います。