海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

人物画 普段着の男性

ワトソン紙 F15 荒目 透明水彩

9月23日(土)
 今日は、普段着のモデルを水彩で描いた人物画をご紹介します。美術クラブのデッサン会でコスチュームの場合は、20分ポーズを同じポーズで5回やってもらいます。
 これは、ヌードの時は鉛筆や木炭などで彩色せずにデッサンに特化した勉強のため、短い時間で2ポーズやり、さらに短いクロッキーでの勉強もします。
 しかし、コスチュームの場合はさまざまな衣装を着ていただき、油絵や水彩、パステルなど、思い思いの画材を使って彩色して仕上げていくため、2時間をとおして同一のポーズになります。
 ただ、2時間同一ポーズだと私の場合は、水彩は比較的早く仕上げられる画材ということ、それと、私が比較的せっかちなので、描くのが早いということ、の二つの理由でいつも時間が余ってしまい、その分、余計な筆を入れて、結果として濁ったり、くすんだり、水彩画の良さを打ち消してしまうようなことをしでかします。
 なので、せっかちにならないよう、自分に言い聞かせて丁度良いところで終わらせる訓練も心掛けています。