9月20日(水)
今日は、人物画でヌードのデッサンとクロッキーをご紹介します。
先週の美術クラブで行われたデッサン会のモデルは、指先まできちんと神経を使っていただける方でした。立ちポーズで20分×2回のデッサンの時は右手を少し上げて、指の形が綺麗に見えるようなポーズをとってくれました。右手を20分上げ続けるのは実際にはとてもきついことです。
また、1ポーズ4分のクロッキーでは、さらに体を捻り、手をもっと上げて指先まで綺麗なポーズをとってくれました。
こういうモデルの時は、以前にも書きましたが、描き手側も一生懸命に描きます。画面に対して腕を伸ばした位置で自分の頭を固定して、視点がずれないように気を使いながら、腕を伸ばしたままで描いて行きます。20分ポーズが終わると、もちろんモデルはクタクタで筋を伸ばすストレッチをされますが、描き手側の私も、右手の筋がぴくぴくしてつりそうになっています。