9月19日(火)
今日は、藤沢市の龍口寺 法難会のスケッチをご紹介します。
先週の12日は、スケッチ会の下見で鎌倉の腰越漁港でスケッチしてきました。スケッチの後は、腰越に詳しくて写真が趣味の親友と二人で近くを散策した後、夕方からは龍口寺の法難会を見学することにしていました。
龍口寺の法難会とは、日蓮聖人が斬首されようとした時に江の島方面から強い光が当たり、難を逃れたとされているのが法難会の由縁だそうです。7:00pmからは万灯練り供養(まんどうねりくよう)が行われ、沢山の露店が道の両側や境内にびっしりと出店していてとても大きなお祭りでした。
私は、境内の一段高い位置から道路側をやや見下ろすところでお祭りの様子を見ていると、私の前で、同じように露店の飲み物を飲みながら、見物している子供たちがいました。おでこに狐のお面をつけて、これから龍口寺に入ってくる万灯練り供養の様子を見ようとしているのか、それとも、次はどの露店で何を食べようか、と相談しているのか。
そうこうするうちに、江ノ電が走ってきて警備の人たちが歩行者や自動車に忙しく注意をされています。私の友人もどこかでお祭の写真を撮影しているのでしょう。次第にお祭りの雰囲気は盛り上がり、そんな様子をパチリと1枚撮りました。
夜の風景画は、あまり描いたことがありませんが、お祭りの空気感や子供たちのかわいい様子が伝えられたらいいなと思いながら家で描いてみました。