8月4日(金)
今日は、神奈川区の子安運河のスケッチをご紹介します。
私の散歩コースは、いくつかありますが、その一つが子安運河コースです。新子安の一之宮神社境内を通って国道15号線の入江橋陸橋を渡ると八重地蔵(夏休みにトラックに轢かれた私と同年代の女の子を供養する地蔵尊)があります。ここを右に曲がるともう子安運河です。運河に沿った浜通りを歩いて行くと一気に昭和レトロな空気に変わります。
古びた舟屋が立ち並び、川面には漁船や屋形船、あるいは廃船になって沈みかけた船などがひしめき合っていて、独特な雰囲気が醸し出されていて、とても懐かしい気持ちになります。
常盤橋まで歩いて橋の上から運河を望むと、運河の左側を首都高横羽線が走っています。右側には古びた舟屋が建ち並び何隻もの漁船が係留されています。ここには横浜東漁業協同組合もあります。4年前の8月の暑い日に、明るい水面に夏の濃い影が落ちている様子を描きたくて、常盤橋の上からスケッチしていました。
