1月23日(火)
今日は、中区 大さん橋ふ頭から望む氷川丸のスケッチをご紹介します。
横浜港を描きたくて大さん橋ふ頭ビルまで来ました。
大さん橋ふ頭は、船舶の巨大化と大さん橋そのものが設備更新時期を迎えたため、1989年から改修事業が着手され2002年に現在の大さん橋ふ頭と大さん橋国際船客ターミナルが完成しました。
この長い工事期間中にもふ頭機能を維持するため大さん橋ふ頭ビルを建設し、暫定ターミナルとして大さん橋の旅客ターミナルの役割を果たしていました。
今から30年以上も前の話ですが、私は以前横浜港の管理の仕事をしていたので、とても懐かしく思い出されます。
そんなふ頭ビルの脇から、スケッチブックを広げて山下ふ頭方面を望むと、船溜まりには赤い船で作業員の方たちが忙しく作業をされていて、その向こうには氷川丸が、さらに向こうには山下ふ頭の上屋が見えていました。
絶好の横浜港のロケーションでスケッチしながら、大さん橋ふ頭の改修工事やその頃に経験した横浜港の物流や客船に対する大きな変革の足取りを思い出しながら、あの頃一緒に仕事をしていた人たちに会ってみたいなと思っていました。