海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

人物画 裸婦のデッサン

世界堂クロッキー帳(50㎝×66㎝) チャコール鉛筆 

3月19日(火)
 今日は、裸婦の人物画デッサンをご紹介します。
 3月8日は、美術クラブのデッサン会でした。モデルが20分のポーズを2回とってくれるので、その間に鉛筆の形をした木炭で仕上げます。
 今回は座りポーズですが、重心は左側にかかっていて骨盤も左に傾斜しています。
 それを支えているのが左手で上腕部の筋肉が盛り上がり、親指は白くなるほど力が加わっていました。
 モデルは涼しい顔でポーズをとっていますが、それを20分続けてくれるのは大変なことと思います。
 描き手としては、傾けた体の傾きや盛り上がる筋肉を、力がかかっているように描きたいと思って描いています。
 そのためには、線だけでなくて光を捉えて陰影を、奥行きも表現して空間を作ります。
 でも、正味40分のデッサンでは水彩絵の具を置いて色彩を表現するところまでの時間が足りないので、最近はずっと木炭で描いています。