12月24日(日)
今日は、ピエロの人物画をご紹介します。
先月、11月14日の美術クラブのデッサン会では、ピエロのコスチュームの女性モデルでした。
ピエロと聞くと男性をイメージしますが、女性がやってもとても可愛らしくていいなと思いました。
肝心の構図は、立ちポーズだったので、思い切って足は断ち切りにして、顔や上半身をもっと大きく入れてみました。
今までは、立ちポーズでも全身を入れていたので、どうしても両側の空間があいてしまい、顔も小さくなっていました。
以前に有志スケッチ会の後にみんなで山下公園近くの画廊に人物画の作品を観に行った時に、立ちポーズの入れ方として足などを断ち切りにしていたのを見て、こういう入れ方で描いてもいいんだなと思いました。
今回、それを思い出して構図をとってみました。そうしたら、顔も大きく描けてピエロの表情や化粧、髪の毛なども思う通りに描くことができて、この絵の主役は何といってもピエロの顔だと再認識できました。
普段、スケッチ画でも静物画でも、主役と脇役を考えて描いていますが、人物画でも同じことだなと気づき、腰から下は省略気味に整理して描いてみると、いつもと違った人物画に仕上がったなと思いました。