12月12日(火)
今日は、東京都世田谷区の九品仏浄真寺の山門のスケッチをご紹介します。
このスケッチは、まだカルチャーセンターの水彩画教室に通っていた2020年6月30日に、先生が撮影された何枚もの風景写真の中から、浄真寺のことも知らずに、たまたま紅葉が綺麗なこの山門の写真を選んで教室でスケッチしたものでした。
美術クラブの公式スケッチ会で翌2021年12月に浄真寺を訪れた時に、デジャヴのようにこの山門は描いたことがあると思った印象は、間違いではありませんでした。
先生の写真の構図は立ち位置が少し中央寄りになっているだけで、ほぼ同じ構図でした。
あらためてこのスケッチを見てみると、写真で描くとどうしても細かいところまで描きこみすぎてしまう傾向が出るのですが、結構省略して描いていて、手前のモミジの赤にドライブラシを使ったカスレ感とか、地面の影など、まるでそこに居てサッと描いたような雰囲気が出ています。
多分、仕事のため教室に遅れてきて、描く時間が少ない中で余分なことはしないで、写真から受けた印象のままに必要なところだけ描き込んで仕上げたんだと思います。