10月14日(土)
今日は、バレリーナのコスチュームの人物画をご紹介します。デッサン会の年間計画で、毎年必ずバレリーナのコスチュームが登場します。おそらくチュチュ(バレリーナのスカート)などの衣装の表現や色彩がとても勉強になるからだと思います。
なので、私もこれで3回目になるバレリーナの衣装を透け感も含めて、水彩で表現してみました。
デッサン会で人物画を描いた時には、必ず写真に撮っていつも家に帰ってから、旅行先でスケッチした時と同様に妻に見てもらい意見を聞きます。この時の妻の反応は、衣装ではなく女性の顔でした。妻曰く、人物の顔を描くといつも自分の顔になっていると言われます。
私自身は、もちろんそんなつもりもありませんが、もしかしたら人物の顔を見ていないで、顔とはこういう描き方で描くものと、先入観にとらわれているのかもしれません。
絵を描くときに一番間違えやすいのは、先入観で描いてしまい、間違えに気づかないことだと思います。今回はそれに気づかされる作品でした。