8月28日(水)
今日は、青いチャイナドレスを着た女性の人物画をご紹介します。
2022年8月26日(金)、美術クラブのデッサン会では民族衣装というテーマなので、モデルが青い色のチャイナドレスを持参してくれました。
ほぼ正面からの構図ですが顔はやや右を向いてくれたので、この構図で描くことにしました。
正面からだと、体の前後関係を表現するのがとても難しいと感じます。
一番手前にあるのは足を組んだ右足の靴や右膝なので、手前に飛び出してくるように描く必要があります。
それらの表現を青一色のチャイナドレスで描き分けるのですが、やはり色々と工夫をして描かなければなりません。
たった2年前の絵でも、今ならこうやって描くのにと気づくことも多々あります。
でも、その気づきは小手先の表現方法のようにも思います。
昨日、一昨日でご紹介した裸婦のような色使いは今はできていません。
というより、モチーフとかけ離れた色使いの描き方をしていないことが、進歩なのか退化なのか自分でも分からなくなる時があります。
きっと、これからも何度も悩みながら自分らしい絵を模索していくのだろうと思います。