海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

鎌倉市 英勝寺(えいしょうじ)の竹林

ワトソン水彩紙 150mm×105mm 荒目 水彩パステ

9月2日(月)
 今日は、鎌倉市 英勝寺(えいしょうじ)の竹林のスケッチをご紹介します。
 台風10号の影響で晴れていても急に天候が変化して、強い雨が降ってきたりするので、とてもスケッチには出かけられません。
 なので8月20日に訪問した鎌倉で撮影した取材写真をもとに、また自宅でのスケッチです。
 今回は、英勝寺の竹林を描くことにしました。
 英勝寺は現在鎌倉に残っている唯一の尼寺です。
 江戸時代には水戸徳川家の姫が代々住職をつとめてきた歴史があり、境内の奥に広がる竹林が有名です。
 竹林には小径が整備されていて小学校以来の友人と散策してきました。
 彼はカメラをやっているので「竹林の時はカメラを上に向けて撮影するといいよ」とアドバイスしてくれたのですが、私はスケッチの要領でいつものように水平で切り取る写真しか取れませんでした。
 なので、今回の竹林の構図は、手前に下草と小径を入れて、メインの竹3本を主役にして、あとは背景で処理しました。
 木漏れ日が差し込んでいる感じと、全体に竹林は光が透けて明るい雰囲気なのを表現できていればいいなと思って描きまし。
今回も、透明パステルを使って、オイルパステル画と水彩画の組み合わせのような感じで仕上げました。