海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

鶴見区 横溝屋敷の鯉のぼり

 

コットマン水彩紙 F2 細目 透明水彩

6月22日(木)
 今日は、5月2日(火)に訪問した鶴見区獅子ヶ谷にある横溝屋敷(よこみぞやしき)のスケッチを紹介します。
 横溝屋敷は、江戸時代から続く豪農屋敷で1896年に建築された主屋・蚕小屋のほか、江戸時代後期の文庫蔵、穀蔵、長屋門風の表門から構成されていて、瀬谷区長屋門公園の旧安西家主屋と同様に、明治期に生糸が活発に輸出されるに伴い、主屋の2階では養蚕が活発に行われていたそうです。
1986年には横浜市で最初の古民家を活用した文化財施設として公開されました。
 その日は、天気も良くて、こどもの日も近く、たくさんの鯉のぼりが風になびいて元気よく泳いでいました。、母屋に入ると、1階は生活していた頃の道具やテーブルが、そのままに置かれ、2階にあがると江戸時代当時の農村生活を伝える民俗資料や昔の絵図、獅子ヶ谷のジオラマ、茅葺屋根の模型など2000点以上の資料が常設展示されていました。
 また、庭に出て鯉のぼりを眺めていると、とても気持ちの良い風が通り過ぎていきました。庭の隅の木陰にあるイスに座って、今日はこの元気な鯉のぼりを描こうとスケッチを始めました。