海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

中区 山手イタリア山庭園のメタセコイア並木と外交官の家

アルビレオ AB-B3 透明水彩

1月8日(月)
 今日は、中区 山手イタリア山庭園のメタセコイア並木と外交官の家のスケッチをご紹介します。
 2023年12月22日は年末最後の有志スケッチ会で、JR石川町駅から徒歩5分で着く山手イタリア山庭園に行きました。
 山手イタリア山庭園の場所は、横浜市中区の山手地区にある庭園で1880年から1886年までイタリア領事館が置かれたことから、イタリア山(やま)と呼ばれていました。庭園には水路や花壇を幾何学的に配したイタリア式で1993年にはブラフ18番館、1997年には外交官の家が移築されました。
 今回のスケッチでは、葉を落としたメタセコイアの並木とその並木の影、背景に外交官の家、手前に噴水の壁を配して構図をとってみました。
 左手から差し混む太陽の光に長く伸びた影と噴水の壁の影を効果的に使って、冬の山手を表現してみました。
 実は、この絵も三渓園の時と同様にスケッチ会の仲間との意見交換で修正するヒントを得られたので、早速家で手直しをしました。
 ただし、今回は絵具を取るのではなく、より陰影のメリハリをつけるために、影の弱いところにもっと絵の具を乗せて足し算で強い表現にしてみました。