海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

港北区大倉山 大倉山公園の梅林

ヴィファール水彩紙 F4 荒目 透明水彩

2月14日(水)
 今日は、港北区大倉山の大倉山公園の梅林のスケッチをご紹介します。
 2023年1月28日は、2月のスケッチ会の下見で大倉山公園の梅林に来ました。
 大倉山は今まで一度も来たことがなかったので、スケッチ会でみんなを案内するためには下見をしなくてはと思い、家から自転車で鶴見川の遊歩道に沿って走ってきました。
 自転車で来ると東急東横線大倉山駅とは反対側の大曾根方面から急坂を登って梅林に入ることができました。
 中に入ると丘陵地の地形を生かして紅白の梅がたくさん植樹され、まさに梅林となっていましたが、まだ少し早すぎて梅の花は三分咲きぐらいでした。
 大倉山の梅林は、1931年に東急が集客のための沿線開発の一環として、隣接する龍松院(りゅうしょういん)の土地を買収して太尾公園(ふとおこうえん)と名付けて梅林を整備しました。

 1984年には横浜市が大倉精神文化研究所の旧所有地を整備して横浜市大倉山公園として開園しました。
 どの梅をスケッチしようかとグルッと園内を一周して、2本の古木が目につきました。右側の古木は洞(うろ)が広がって今にも朽ちそうですが、枝をしっかりと広げていました。左側は大きくないけれど真っ先に花を咲かせていてとても元気でした。
 構図としては、この2本の梅を主役にして、背景には雑木林を入れることで、梅の花の白さを強調するように配置しました。