4月22日(月)
今日は、裸婦のクロッキーをご紹介します。
このモデルは3月20日にご紹介したブログのモデルと同じ方でした。
やはり良いモデルは描き手としても力が入ります。
4分間のクロッキーで、モデルがギリギリ耐えられるきついポーズをとってくれて、それを描き手がどのくらい受け取って絵に表現できるのか、という力比べみたいなところがあります。
足を大きく開いて手をつくポーズは、斜め後ろから見てもとても迫力があります。手前の足は大きく見えて、頭は小さく、それだけで奥行きも感じるように描きました。
逆に両手を前について体重を支えるポーズは、頭が大きく見えて足は小さく見えます。また右手は肩から二の腕にかけて力が入っている様子を描いてみました。
膝をつくポーズも胸をそらせて、手を頭にのせて顔もひねって、4分間だからできるポーズだと思います。
モデルの意気込みに応えるように描くためにはデッサン力をつけるしかないです。