海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

鶴見区 JR鶴見線 国道駅ホーム

マルマンスケッチブック A4 透明水彩

9月10日(日)
 今日は、鶴見区のJR鶴見線国道駅ホームのスケッチをご紹介します。
 国道駅の下見スケッチのあと、自宅に帰ってから国道駅のホームで撮影した写真からスケッチをしました。

 鶴見線は身近な鉄道でありながら、これまで数えるほどしか乗車したことがなく、国道駅からの乗車は初めてでした。

 ホームに上るとやはりそこは懐かしい感じの駅舎でした。特に目を引いたのは上りと下りのホームの屋根を支える支柱が橋のように連結していて、いくつものつながった支柱が青空に映えていました。
 しかし、よく考えるとこれは見たことがあることに気が付きます。あの京浜急行日ノ出町駅の屋根とそっくりです。ホームがカーブしているところも同じで、電車が止まると30センチぐらい空いているところも似ていました。
 調べてみると国道駅が1930年10月に鶴見臨港鉄道の駅舎として、日ノ出町駅が1931年12月に京浜電気鉄道の駅舎としてそれぞれ開業していて、ほぼ同時期にできたものでした。

 昭和の雰囲気が残る懐かしい友人に会ったような、自分が小学生だった頃に戻ったような、そんな気分になる駅舎をスケッチしてみました。