海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

逗子市 池子の森自然公園

モンバルキャンソン F4 透明水彩

10月18日(水)
 今日は、逗子市の池子の森自然公園をご紹介します。

 2017年9月末にカルチャーセンターのスケッチ仲間2人とスケッチに出かけました。2人とも人生の大先輩で、そのうちの1人は逗子市に居住されていて、近くに新しい公園が開園したので行こうというお誘いを受けてスケッチに出かけました。
 その公園は、池子の森自然公園という大きな公園で最寄り駅は京浜急行神武寺(じんむじ)駅です。神武寺駅を降りると、目の前には米軍住宅の入り口があり、その横を通って公園に入っていきます。
 池子の森は、かつて旧日本海軍が弾薬庫として使用していた土地で、第二次世界大戦後は米軍に接収され、引き続き弾薬庫として使用されていました。弾薬庫として使用されなくなった後は米軍家族の住宅地として利用され、現在もその大部分は返還されていませんが、そのうち約40ヘクタールに米軍から逗子市への返還を前提とした共同使用と名目で公園として整備したものが池子の森自然公園で、2015年にスポーツエリアが、2016年に緑地エリアの利用が開始されました。
 公園に入っていくと、まずスポーツエリアで野球場やテニスコートが広がっています。その奥の長いトンネルを抜けると緑地エリアになります。
 緑地エリアには池や芝生が広がっていますが、ここは旧日本海軍が接収して以来70年以上に渡って人の立ち入りが制限されてきたため、豊かな自然が残っていることが大きな特徴になります。
 3人でスケッチをはじめましたが、確かに自然はたくさん残っていますが、逆に特徴的なものがあまりないので、仕方なく私は池のほとりで2人がスケッチしている後姿をスケッチしました。