3月16日(土)
今日は、鎌倉市二階堂の鎌倉宮のスケッチをご紹介します。
昨日、ご紹介した鶴岡八幡宮の境内ではスケッチができなかったので、次は何処に行こうかと思い、少しネットで調べると、これまで行ったことの無い鎌倉宮の白と赤の鳥居の写真が目につきました。
早速、金沢街道を歩いて途中の岐れ道で左に入ってまっすぐ行くと鎌倉宮です。
一の大鳥居は、遠くからでも目立つ真っ白な鳥居で上部が赤くなっています。さらに参道の石畳を奥に進むともう少し小ぶりな白い鳥居が見えてきました。両側は駐車場なので、邪魔にならないようにスケッチブックを広げて、白い鳥居と本殿を主役にして、背景に山や手前に階段、参拝者を配置して構図を決めました。
今度は注意されることもなくスケッチを終えました。
なぜ、白い鳥居で上部を赤くしているか、知らなかったので調べてみると、鎌倉宮は1869年に武家から天皇中心の社会へ復帰させることを目的とした建武中興に尽力した護良親王(もりながしんのう)の功績を賛えて、後年、明治天皇が護良親王を祀る神社の造営を命じ「鎌倉宮」と名づけられました。
この護良親王は鎌倉幕府を倒そうとしたことが発覚して島流しになりますが、その倒そうとした罪に関して「純粋」という意味の白「まごころ」の意味の赤という全国でも珍しい色の鳥居になったようです。