7月11日(木)
今日は、人物画 裸婦のデッサンとクロッキー(2ポーズ)です。
2024年3月8日の美術クラブで2つ目のデッサンは椅子に座ったポーズでした。
このモデルの1つ目のポーズは今年の3月24日にご紹介した両手をついて後ろに反るポーズですが、左手に重心がかかっている座りポーズでした。
支える左手には相当の負担があったと思いますが、5分休憩ですぐに次のポーズをとります。
今度は、椅子に座って上半身を右に傾けて右手で上半身を支えています。
疲れた左手は顔の下にあてて立てた膝で支えて休ませています。
このポーズで5分休憩をはさんで20分を2回やるので、今度は右手が相当に疲れるのだろうと思います。
それは、何より私たち描き手のためで、重心を傾けたり、捻りを入れてくれるのは、力が入って緊張する人体の複雑な変化を見せてくれて、それを正確に観察して、紙の上で表現していく貴重な機会を提供してくれています。
モデルの方は、もちろん仕事としてやっているのですが、いつもモデルからは「頑張ってこのポーズを描いてデッサン力をつけてください。」と励まされているように感じます。
2024年3月24日の同じモデルのデッサン
https://uminohuuraibou.hatenablog.com/entry/2024/03/19/080000