海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

鶴見区 總持寺の鐘鼓楼(しょうくろう)

ワトソン水彩紙 F4 荒目 透明水彩

7月12日(金)
 今日は、鶴見区 總持寺の鐘鼓楼のスケッチをご紹介します。
 2024年7月3日(水)、三ッ池公園のボランティアの帰りに總持寺に寄ってきました。
 自転車のバッテリーが切れかかっていて、うろうろとスケッチ場所を探すことが出来ないので、帰る途中で木陰があって描きごたえのあるのは總持寺だけでした。
 今日は、何を描こうかと境内に入って行くと、強い日差しの中で歩いているのは犬を散歩させているお爺さんだけで、あとは目の前の回廊をたくさんのお坊さんたちが、忙し気に歩いて行くシルエットが見えました。
 調べるとそれは鐘鼓楼といって、回廊の真ん中に2階建ての立派な門のような建物があり、修行されているお坊さんたちに日常生活の合図を2階にある梵鐘、木版、雲版、太鼓などの打楽器群の合奏によって知らせているようです。
 今日のスケッチは、この鐘鼓楼を主役にして描こうと、早速木陰に入ってスケッチを始めました。
 この強い日差しは、ほぼ正面から照り付けていて逆光になっています。
 なので描き方としては、とにかく手前の建物の明暗をくっきりとつけて、 背景の建物との差を明確にしました。

 また、手前の木々の葉が逆光で光っている様子も表現してみました。
 あまりの暑さに蚊がいなかったのはラッキーでした。