海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

鶴見区 總持寺の玉兔門(ぎょくともん)

ヴィファール水彩紙 F4 荒目 透明水彩

3月4日(月)
 今日は、鶴見区 總持寺の玉兔門(ぎょくともん)のスケッチをご紹介します。
 2020年3月1日の日曜日も天気が良くて、仕事も休みなので昨日ご紹介した總持寺に1か月たって、またスケッチに出かけてみました。
 總持寺には、長さ164メートルもある廊下があります。この廊下は東西の殿堂群をつなぐとともに外苑と内苑とを分ける役割も果たしていて通称、百間廊下(ひゃっけんろうか)と呼ばれています。
 この廊下は、總持寺に修行に来られているお坊さんたちによって、日々、洒掃行(しゃそうぎょう:廊下の雑巾がけ)が実践されていて、いつ見ても床はピカピカに光っています。
 この長い廊下には、途中にそれぞれ、朝をあらわす金鶏門(東)、昼をあらわす中雀門(中央)、夜をあらわす玉兔門(西)と呼ばれる脇門(通用門)があります。
 今日は、この門の中から玉兔門をスケッチします。というのは金鶏門は、駐車場の近くで車がいつも出入りするので描きづらく、中雀門は初詣の時しか立ち入ることができません。
 玉兔とは、月に住むウサギのことで夜をあらわすそうです。雰囲気として静かでとても落ち着いていて、多くの徒歩の参拝者は、この門をくぐって内苑に入ります。
 そんな早春の總持寺の玉兔門の様子をスケッチしてみました。