8月23日(金)
今日は、2つの胸像の静物画をご紹介します。
2011年7月5日(火)、カルチャーセンターの教室の課題は石こうの静物画でした。
2体の胸像が背中合わせで置かれていました。
ひとつは、頭が割れてしまっていて、ぽっかりと穴が開いています。
面白いので、割れた方を手前の主役にして、背景に後ろ向きの胸像を配置してみました。
テーブルも白い布が敷かれ、画面は白だけの世界です。
先生は、色味のないモチーフでどう描く?と描き手に問いかけているような気がします。
私は、こういう時の影色は無彩色のグレーではなくて、固有色に囚われないで、逆にいろいろな色を組み合わせて作った幅広いグレー調の色で影や背景を作っていくことにしています。
今、見ても暖色系から寒色系までさまざまな色味を入れて描こうと努力しているのがよくわかります。
先生の問いに応えようと頑張っていたんだなと思います。