7月17日(水)
今日は、マンドリンと赤いランプのある静物画をご紹介します。
6年前の2018年7月17日(火)は、カルチャーセンターの教室でした。
この日のモチーフはギターによく似ていますが、8弦あるマンドリンと観葉植物、赤いランプにワインボトルが紫色の布と黄色い布の上に配置されていました。
今回のポイントは、二つの布をきちんと表現できるかにかかっていると思いました。
紫と黄色、補色の関係にあります。
双方を引き立てる色で、縦に長いので上面の明るさと縦の皺の表現に気を使いました。
しかも黄色い布には模様もあります。
いつもそうですが、まずは模様より前に全体の明暗、皺の表現を行って布がテーブルにかかっている様子を描いてから、最後に模様を描き加えます。
色彩も単純に紫や黄色だけではありません。
様々な色を加えて幅広い黄色と紫の布を表現して、奥行きや立体感を出してやっと完成です。