海の風来坊のお絵描き教室

 水彩画スケッチなどの紹介ブログ

鹿児島県 ホテルから望む桜島と朝日

ヴィファール水彩紙 F4 荒目 透明水彩

11月29日(水)
 今日は、鹿児島のホテルから望む桜島と朝日のスケッチをご紹介します。
 鹿児島旅行の3日目の朝日は、桜島の向こうに見える大隅半島(おおすみはんとう)から昇ってきます。
 雲をオレンジや黄色に染めて次第に明るさを増して、錦江湾(きんこうわん)とそこに流れ込む甲突川(こうつきがわ)の水面を明るく浮かび上がらせています。
 鹿児島中央駅の駅前に建つホテルからは、少しづつ市内のビルや建物の形がおぼろげに見えてきて、自動車や市電の走る音も聞こえはじめ、街が目覚めてくるのがわかります。
 鹿児島市は、市電が健在でカラフルな最新車両や懐かしいチンチン電車など、さまざまな車両が走っていて、その軌道には芝生が植えれ、道路に緑があってとても驚きました。

 また、公園や街路樹もどこもとてもきれいに整備されていて、コンパクトにまとまった、とても住みやすそうな街という印象を持ちました。
 3日目は、シティビューバスという市内の観光地循環バスに乗って仙厳園(せんげんえん)に行ってきました。
 ホテルに帰ってから、さて今日も沢山撮影した写真の中から何をスケッチしようかとみていると、鹿児島の街と桜島の後ろから昇ってくる朝日の写真がとても印象的でした。
 仙厳園はもちろん見どころ満載ですが、旅行から帰ってからじっくり描くことにして、今日のスケッチはこの一枚で行こうと決めました。