8月16日(水)
今日は、白いマネキンの静物画をご紹介します。
以前、通っていたカルチャーセンターの水彩画教室では、先生がセットしてくれた複数のモチーフで構成された静物を好きなポジションから描いていきます。何処から描いても構図が取れるよう工夫されていて形も材質も色も変化に富んでいます。どうやって切り取って画面にはめ込むのか、絵のことだけ考えて集中していたと思います。
まだ、仕事も現役で、この日だけは定時で切り上げて駆けつけてきます。自分では疲れていないように思っていても、先生からは「お疲れだね。絵に出ているよ。」とか言われてしまうことも度々ありました。
確かに疲れていたのだろうと思うけれど、絵を描くこと自体は逆に仕事の疲れを癒したり、ストレスを解消したりという効果があったと思います。教室で描くことは私にとってはリラックスしながら集中できる場であったと思います。白いマネキンの絵を描いている時も、どうやって表現しようと集中しながら、絵以外のことはすっかり忘れていたと思います。
